痴漢事件に関する検証実験 事例
お申込み内容 痴漢事件に関する検証実験
ご相談者
弁護士(被疑者側)
検査試料
衣服、下着など9点
相談内容
被疑者男性は容疑を否認しています。また、警察が実施したDNA型鑑定では、被害者女性の着衣から被疑者男性のDNA型は検出されませんでした。もし、接触(痴漢行為)があったのであれば、被害者女性の着衣から被疑者男性のDNAが検出されるのではないかと考えています。
接触(痴漢行為)があった場合でも、DNAが検出されない可能性があるのか否か確かめたいです。
当社からの提案
弁護士や当社職員立ち合いのもと、被疑者男性による再現実験を実施し、実験に使用した着衣から被疑者男性のDNAが検出されるか否か検証することを提案します。
【再現実験】
洗濯等によりDNAのコンタミネーションリスクを軽減させた衣服や下着を用意します。これらをマネキンに着用させた状態で、被疑者男性が被害者の供述に従った内容で接触(痴漢行為)する。
【DNA抽出・判定】
再現実験で被疑者男性が触った部位についてDNA抽出・判定を実施します。警察が実施したDNA型鑑定で使用されたものと同じ検査試薬を使用してDNA型鑑定を実施します。
また、被疑者男性のDNA型個人識別検査も同様に実施します。
検査結果
再現実験で被疑者男性が触った全ての部位から、被疑者男性と一致するDNA型が検出されました。
費用例(税別)
762,000円
費用内訳
一般試料のDNA鑑定522,000円(58,000円×9点)
DNA型照合・解析40,000円
鑑定書作成200,000円