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成分分析
成分分析 とは、「どのようなもの」が「どれくらい」存在するのか調べる分析です。「どのようなもの」を調べるのが定性分析、「どれくらい」を調べるのが定量分析と呼ばれ、調べたい検査試料に応じて適切な分析方法を選択する必要があります。製品の品質管理や事故の原因究明、近隣トラブルなど様々な場面で成分分析が必要とされています。
成分分析 の実施例
成分分析例
内容
外壁塗装による塗料飛散事故
隣家の外壁塗装工事の際に塗料が飛散し、自家用車に塗料が付着したが塗装業者がそれを認めないため、
その外壁塗装工事の際の塗料が付着している事を証明したい。
車両ドア接触事故
月極駐車場に自家用車を駐車させていたらフロントドアに傷がついていた。
傷の付近には隣に駐車している車と同じ色の塗料がついているが、全く認めないので、
隣の車の塗料が付着していることを証明したい。
輸入製品中の成分調査
海外から輸入したサプリメントの成分に日本で規制されている物質が含まれないことを証明したい。
異臭被害
1ヵ月前から自宅付近で異臭がする。「生臭い」臭いなのだが、原因を突き止めたい。
浮気調査
夫のスーツに化粧品が付着したようなシミが付いていた。
夫は会議に出ていたと話していて女性はその場にいなかったと話している。
付着しているものが化粧品であることを証明したい。
分析のご紹介
フーリエ変換赤外分光法【FT-IR】
検査試料に赤外線を照射し、赤外線吸収スペクトルを得ます。この赤外線吸収スペクトルは物質を構成する分子の振動に由来し、そのスペクトル情報から物質の化学構造に関する情報を得ることができます。
分析対象:外壁塗料、車両塗料、インク、トナー成分、接着剤、樹脂など
ガスクロマトグラフ質量分析【GC-MS】
ガスクロマトグラフ質量分析(GC-MS)は、ガスクロマトグラフ(GC)にて混合した状態の化合物を分離し、質量分析(MS)にて分離した試料成分の化学構造の検出することで高感度に試料成分の情報を得るための分析です。気化する試料等の分析に適しています。
分析対象:規制薬物(一部)、油成分、農薬、環境汚染物質(VOC)、臭気など
液体クロマトグラフ質量分析【LC-MS】
液体クロマトグラフ質量分析(LC-MS)は、液体クロマトグラフ(LC)にて混合した状態の化合物を分離し、質量分析(MS)にて分離した試料成分の化学構造の検出することで高感度に試料成分の情報を得るための分析です。
GC-MSにて分析が困難な試料や気化しない試料、熱に弱い試料などの分析に適しています。
分析対象:規制薬物(一部)、界面活性剤、生物毒、タンパク質など
粉末X線回折装置【XRD】
試料にX線を照射すると、物質の原子・分子の配列状態によって、物質特有の回折パターンを得ることができます。試料の回折パターンから定性分析や精密構造解析が可能となります。
分析対象:金属、土壌、鉱石、無機塗料・顔料、アスベスト
内 容
期 間
特 徴
費 用
塗料分析
(分析対象塗料と比較塗料双方分析可能な場合)
約4週間
分析対象塗料と比較塗料の双方を分析し、同一か否かを特定します。
385,000 円(税込)〜※1
塗料分析
(分析対象塗料のみの場合)
約4週間
分析対象塗料を分析し、その塗料の主成分を特定します。
198,000 円(税込)〜※1
食品・サプリメントなどの
特定成分の分析
約4週間
検査試料中の特定成分を分析します。
(分析目的となる化合物をご指定下さい。)
220,000 円(税込)〜※1
上記以外の成分分析
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様々な成分分析の実績がございます。お気軽にお問い合わせください。
御見積いたします。
※1 出張を伴う場合、別途出張費及び交通費が発生致します。
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成分分析は「何から分析するか?」「何を検出したいのか?」「どのような背景で分析をしたいのか?」
によって分析方法・分析費用が大きく異なります。そのため、
① 検査試料(何から分析するのか?)
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